なぜ目標を達成できないか
本日は最近読んだ本の紹介。
「1063人の収入を60日で41%アップさせた 目標達成する技術 ~どんな目標も達成できる「成功の心理学」~マイケル・ボルダック
この本に辿り着いたのは、
なぜ最近やらなければならないことをわかっていながら、行動に移せてないのかを思った時に、偶然目に入ったのがこの本である。
なぜ目標を達成できないのか。この本で言う主な理由は、
その目標をやり遂げられる状態じゃないから。
ここで言う状態は主に心の状態であり、
目標を達成した時の感情を想像していない状態である。
感情には、ワクワク、うれしい、自信、幸せなどある。
ポイントは、既に達成した時に得られる感情を目標設定時から考えることだ。
その時の感情は、自分より他人にいい影響を与えることによって得られる感情を想像した方がもっと効果的。
例えば、目標を1年後の収入を100万円アップするとした時、
1年後収入アップすることによって家族との海外旅行ができる、家族のうれしい、幸せな顔、感情を先に想像する。それを思いながら、具体的な目標、日々の行動に移していくことである。
それでは、感情はどのようにコントロールするのか。
著者の提案は、自分に質問すること。質問の答えを考えた時に、感情が伴うから。
例えば、
・今日は私は何に一番幸せを感じるだろうか、何に感謝しているだろうか?
・成功した時に何が見えるか、聞こえるか、何を感じるか?
・なぜそれをやるのか、その行動を取ることによってどんな成果があるか?
それによってどう感じるのか?
ここでは、変わった時の将来の喜びを感じること。
一日を始める前に考えると行動に移しやすくなる。質問する時は結果にフォーカスすること。
行き詰まってしまった時は、いまのパターンを中止し、新しい感情を入れた方がいい。
そのための質問は、
・これをやらなかった場合、どんな損失や痛みがあるのだろうか。
・これをやらなかった場合、どんなリスクを取らなければならないのか。
ここでは、やらなかった/変わらなかった時の将来の痛みを感じることである。
上記のように、この本は目標達成と感情をつなげることによって、本当に自分を動かすものを見つけて、行動を促す方法をいくつか紹介している。興味があればぜひ一読することをお勧めする。この本を読んで自分も改めてこれから1日を終えた時、何かを成し遂げたと、喜びを感じるようになりたいと考える。